南九州を観光する
海幸山幸は宮崎−南郷間を運行する観光特急です。1号車が山幸、2号車が海幸と名付けられ、それぞれに違った内装が施されています。山幸は、山をイメージさせる温かい空間をコンセプトに作られた明るい車両で、山幸には海幸にはないミニテーブルがついています。海幸は、海をイメージさせる青いシートで大きな窓から見える風景が見た人の印象に強く残ります。海幸・山幸ともに1列+2列の3列の形態なので通路が広く、広々としているのが特長です。海幸山幸は沿線である「飫肥杉」を中心とした天然木を内装だけでなく、外装にも使用し、木のおもちゃをイメージして作られた特急だけあって非常にかわいらしい列車です。2両ともに、ソファでくつろげるソファーシートがあるので、子ども連れでも安心です。車いす対応スペースがあるのもうれしい観光特急です。ソファーシートの正面には、木のおもちゃを飾った展示棚を作る、など細部にまでこだわりが感じられます。車内では海幸山幸伝説(日本神話の一つ、海幸彦・山幸彦伝説)を簡単に説明した紙芝居などをサービスで行っていて、土地に対する感慨を深めてくれます。観光列車のため、運行日が限られており、土日を中心に月に10日〜12日程度運行しています。夏休み期間やゴールデンウィーク、年末・年始などは運行日が拡大されていますが、他の月は運行状況の確認が必要です。この観光列車の到着時間に合わせて、駅での特産品の販売や周回バスの運行などが行われていて、旧南郷町の観光などもしやすくなっています。